ザベリオ学園小学校のカブトムシ
みなさんこんにちは。ザベリオ学園小学校で教師をしている五十島です。
私が今はまっていること、それは生き物を育てること・・・。
今日は、小学校の理科室で飼育しているカブトムシを紹介します。
飼育しているのは国産のカブトムシです。
カブトムシの成虫は、実は簡単に育てることができるんです。
飼育方法は以下の説明をご覧ください。
この夏、親子でカブトムシの飼育に挑戦してみてはどうでしょうか?
カブトムシの成虫の飼育方法
飼育に必要なもの
- 飼育ケース(ふたがしっかり閉まるもの)
- 土(飼育マットや腐葉土)
- 木の枝・止まり木(転倒防止になります。落ち葉や木の皮でも代用可能です。)
- 餌(昆虫ゼリー)
※画像はダイソーのオンラインショップに掲載されていたものです。
あると便利なもの
- 餌皿
- 霧吹き
- 不織布(新聞紙やチラシ)
※画像はダイソーのオンラインショップに掲載されていたものです。
1.準備
①飼育ケースにマットを入れる。
・カブトムシは夜行性で、日中は暗いところに隠れることが多いです。土の中に潜ることができるように、飼育ケースの1/3~2/3は飼育マットや腐葉土を入れましょう。
②木の枝や止まり木をセットする。
・転倒した際に自力で起き上がることができるように、木の枝や止まり木をセットしましょう。
③ケースと蓋の間に不織布(新聞紙やチラシ)を挟むとコバエ防止になります。ただし暴れん坊のカブトムシに破られることもあります。蓋はしっかり閉めるようにしましょう。
④餌を与える。
・昆虫ゼリーがおすすめですが、バナナやりんごなどでも構いません。餌皿や餌用の穴が空いた止まり木にセットすると飼育マットが汚れません。
2.お世話
①餌を与える。
・毎日、餌が残っているか確認しましょう。餌の量は一日に1匹あたり昆虫ゼリーを1個が目安です。餌を多く与えすぎても食べすぎることはありませんが、飼育マットが汚れることがあります。食べきるくらいの量を与え、古い餌は取り除き新しい餌を与えるとよいでしょう。
②保湿する。
・1週間に一度くらいのペースで、土(飼育マットや腐葉土)が乾いたら霧吹きなどで保湿しましょう。
3.その他
①カブトムシの成虫の寿命は数ヶ月です。短い期間ですので、しっかりとお世話をしてかわいがってください。
②オスとメスを一緒に飼育すると、メスが卵を産みます。繁殖させたくない場合は、別々の容器で飼育しましょう。
③お渡しする時点で、すでにメスが卵を持っている可能性があります。
④飼育場所は、直射日光が当たらない風通しが良い場所がおすすめです。
⑤カブトムシは夜行性のため、夜中に飛び回ります。羽音がうるさく感じる場合もあるので寝室に近い場所は避けた方がよいと思います。(もし嫌でなければですが、窓をしめた部屋の中でカブトムシを飛ばせて遊ぶこともできます・・・。)
その他の生き物
ザベリオ学園小学校の理科室には、カブトムシ以外にも生き物がいます。
興味のある人は遊びに来てください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
メダカ、ミジンコ、ゾウリムシ、ブラインシュリンプ
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