会津若松ザベリオ学園 -学ぶ力は、生き抜く力だ。

 １１月７日と８日、それぞれ２年生と３年生を対象に、心のつどいが行われました。心のつどいは、キリスト教のもつ普遍的な価値観に基づいて、これからの人生を心豊かに歩んでいけるように導く宗教行事です。高校２年生は「強い心とつながることの大切さ」、高校３年生は「社会人としての心のあり方」をテーマに取り組み、自分のあり方を見つめ直しました。

行事の進行はカトリック・サレジオ会司祭の関谷神父様にお願いしました。神父はこの日も熱い語り口と得意のギター演奏で初めから生徒の心をしっかりつかみ、ほどよい緊張感の中で会が進行しました。  

生徒自身による活動には、定番の聖歌斉唱からお絵かきまで豊富なメニューがありました。生徒たちは新しいプリントが配られるごとに、何が始まるのかと目を輝かせていました。そして神父様から思わぬ分析結果を教えられると、笑いやどよめきが起きていました。

最後の御言葉の祭儀では、生徒たちは神への祈りを捧げ、神父様から祝福を受けました。共同祈願では各クラス代表が祈りの言葉を述べましたが、自分なりに言葉を選んだり、祈りの言葉を全て暗唱したりするなど、この日に向けての努力や工夫の跡が随所に見られました。

会の運営は、各クラスの宗教委員たち行いました。アナウンスはもちろん、入退場の誘導に神父様のサポートと滞りなくこなして、会を成功に導きました。

心のつどいの後の感想でも、自分について考えるよい機会になったという意見が多くを占めました。この日の経験が、夢に向かって進むためのよいきっかけとなることを祈っています。