高校生のための文化講演会
2015/05/30
5月29日(金)、一ツ橋文芸教育振興会、福島民報社が主催する文化講演会が行われました。
小説家の早見和真先生(第68回日本推理作家協会賞受賞)を講師としてお招きし、高校生に対しての等身大のメッセージをいただきました。
はじめに、集英社の江口編集長から早見先生の紹介をしていただいた後、「”今”がたぶん、その瞬間」の演題で、早見先生からご講演していただきました。
ご自身の中高時代から、現在の職業に就くまでの葛藤や人との出会いなどについて、飾らないお話をしていただきました。
今まさに、消化しきれない悩みをそれぞれに抱える高校生たちは、「好きなことを続けること」の大切さ、「言い訳しない強さ」などのメッセージに聴き入りました。
最後の質疑応答では、生徒から先生に対して様々な質問が飛び交いました。先生は、ひとつ一つに丁寧に答えてくださり、盛況のうちに講演会が終了しました。
生徒にとって、これからの進路選択と実現を見すえて自己を見つめなおす、得難い機会となりました。