会津若松ザベリオ学園 -学ぶ力は、生き抜く力だ。

７月２０日、ザベリオ学園高校のオープンスクールが開催されました。趣向をこらした演技発表や公開授業の様子をご紹介します。

ザベリオ学園の主な行事は、生徒の手によって企画・運営されます。今回のオープンスクールも司会・進行を含めて、生徒自身の手により行われました。会の進行もきわめてスムーズで、参加いただいた皆さまからも賞賛の言葉をいただきました。

オープニングでは、学園長と校長による挨拶ののち、吹奏楽部による演奏と有志による空手実演がありました。多くの後輩たちに入学してもらえるようにと練習を繰り返してきただけあって、非常に高いレベルの演奏・演技を披露してくれました。

開会式が終わると、オープンスクールのメインコンテンツである公開授業に移りました。ザベリオの授業の醍醐味を味わってもらおうと教員一同知恵をしぼって、詩作にパズル、実験と様々な工夫をこらして授業を行いました。中には、本当に醍醐味（？）を味わってしまう授業もあったようです。

授業の終了後は再び講堂に集合し、最後は演劇部による実演が行われました。演劇部は東北大会に出場するほどの実力で、演技力を全面に押し出した構成で会場を沸かせていました。

閉会式の終了後、希望者による運動部の見学が行われました。有望な後輩たちが見学に訪れると、部員たちもいつも以上に熱心に練習をしていました。文化部については、図書室を利用して作品の展示発表をしました。この日に備えて十分な製作期間を費やした力作が多く、見学の方々もしばし足を止めて作品に見入っていました。

終了後のアンケートでは、大部分の来場者の方々にご満足いただけたという結果となりました。入学された皆さんにはより充実した学園生活を送っていただけるよう、教員一同、教育内容をさらにブラッシュアップしてまいります。