会津若松ザベリオ学園 -学ぶ力は、生き抜く力だ。

ザベリオ学園では、共に働くことを通じて保護者と児童・生徒相互の交流をはかり、収益で設備の充実をはかるべく、毎年バザーを開催しています。９月２９日、今年度のザベリオバザーが行われましたのでご報告致します。

バザーの会場準備は前日に、保護者・児童生徒・教職員が協力して行いました。道具をセットするのみならず注文応対の仕方の習得や小道具の製作など大変な作業でしたが、お客様をもてなすという共通の目的のために、皆で力を合わせて準備することができました。

いよいよバザー当日です。バザーのために朝早くから集まってくださったお客様を、小学校鼓笛隊の演奏が歓迎しました。売り場もお客様がどんどん入って、日用品に手芸品と飛ぶように売れていきました。

ゲームコーナーやおもちゃ・子ども向け品の販売コーナーは小学生や中学生が主に担当しました。自分たちでゲームを試して、どうやったら子どもたちがより楽しめるのか一生懸命考えた甲斐があって、遊んでいる子どもたちには笑顔が絶えませんでした。

買い物が一段落しお昼時になると、食堂やテント村は大混雑となりました。しかしそこは入念に練習した生徒たちがうまく対応し、ピーク時にもお客様をほとんどお待たせしないで料理をお出しすることができました。テント村の生徒は食品の移動販売も担当して、売り上げの向上にも一役買ってくれました。

バザー終了後の片付けも、保護者・児童生徒・教員が一体となって行いました。片付けには当初２時間を予定していましたが、予想以上の手際の良さに、約１時間後にはほとんどの片付けを終えることができました。バザー参加のご父兄からも、生徒の働きを賞賛する言葉を多くいただきました。

幼小中高の垣根を取り払って交流がはかられたのみならず、収益金により学園設備もより充実することとなり、実り多きバザーとなりました。ご来場いただいたお客様、どうもありがとうございました。来年もまた宜しくお願い致します。