会津若松ザベリオ学園 -学ぶ力は、生き抜く力だ。

ザベリオ学園では幼稚園から高校まで同じ校地で生活を営んでいることもあり、防災には特に注意を払っております。１０月２２日、避難の手順を確認して冬期の火災への注意を喚起するべく、幼小中高合同の避難訓練が行われました。

「火災が発生しました！」生徒たちの間に緊迫感が走ります。あらかじめ定められた避難経路に従って、最寄りの出口から生徒たちは速やかに校庭に避難しました。HR長が点呼を取って担任に報告し、担任からの報告を教頭が集計して、生徒の安全の確認がはかられました。

避難完了後は、防災責任者である事務長からの講話がありました。消火器の使用法について説明をしたほか、幼稚園児も参加していることを踏まえて、「火遊びをしない」「ストーブの周りにものを置かない」といったわかりやすく身近な切り口で、防火に対する心構えを説きました。

事務長講話ののち、消火器および校内にある消火栓について、教員による使用法の実演がありました。正しく使用すれば絶大な威力のある器具で、児童生徒も放水の勢いに驚いていました。教員たちにとっても、消防活動のよい経験となったようでした。

児童生徒にはこの日の経験を踏まえ、いざというときにもしっかり身を守って、安全な学園生活を送ってほしいと思います。