会津若松ザベリオ学園 -学ぶ力は、生き抜く力だ。

本校では２１世紀を担う国際人を育成するために英語教育に力を入れており、春休みの短期海外留学を毎年実施しています。さる５月９日、来年の短期留学の説明会が開催され、来年の短期海外留学プログラムが動き出しました。この説明会の様子をご紹介いたします。 

＜説明会の様子＞

冒頭で、本校の守屋学園長から挨拶がありました。学園長は海外留学のエキスパートです。これまでの経験談を交えつつ、海外留学の魅力について生徒とご父兄に説明しました。

続いて昨年度短期研修引率者の渡部教諭から、研修内容についてスライドを使って報告がありました。それに引き続き、今年度の短期イギリス研修についての概要が説明されました。

その後、国際教育担当の五十嵐教諭から「ふくしまの未来を担う高校生の海外研修支援事業」についての説明があり、参加者の皆さんは熱心に耳を傾けていました。

 説明会は熱心な生徒・父兄１００人近くが集まり盛況のうちに終了しました。この機会ですので本校の海外留学プログラムの特色について以下に説明させていただきます。

＜本校の短期海外留学について＞

滞在先＝イギリス・ロイヤルレミントンスパ
英国南部の町で、人口は約６万人です。１９世紀より発展した温泉保養地で、かつてはかのヴィクトリア女王も逗留したため、そのことを記念して町の名前に「ロイヤル」を冠することになりました。今でも当時の保養施設が残っています。オフの時間に温泉でリラックスできるほか、気温の年較差・日較差が比較的少ない地域でもあり、留学生が体調を整えて快適に生活出来る街です。治安も良好です。

レミントンスパは歴史のある温泉地ということで、東山温泉や芦ノ牧温泉を擁する歴史都市である会津若松との比較がしやすく、国際理解の入口としてはうってつけの都市です。

留学プログラムの特長

１．少人数での集中英会話
地域の公共施設を借りてスタディーセンターとしており、講師は受け入れ団体CHEのコーディネーターが担当します（日本人への英語指導に特化したプロ集団です）。クラスは１０～１５名で１クラスで、少人数で英語漬けの生活を送るため、発話の機会も多くなり、自然と英語によるコミュニケーション能力が身につきます。カリキュラムはもちろん、ザベリオ生のために組まれたオリジナルレッスンです。

２．文化交流プログラム
英会話レッスンの合間には、ロンドンの大英博物館やウェストミンスター寺院といったところに訪問し、英国文化を代表する事物に触れることを予定しています。また英国の身近な文化に触れ、また日本の文化を紹介する機会を設けています。（歌・踊り・書道・武道・折り紙・遊びなど）　これらの行事とそれに伴う事前準備により、相手国の文化への理解を深め、生徒たちのプレゼンテーション能力を高めることを企図しております。

３．現地の生徒・ホストファミリーとの触れ合い
現地のカトリックミッションスクールを訪問したり、同年代の少年・少女たちとスポーツ交流をしたりして、現地の人々と言語の壁をこえて絆をつくっていきます。ホストファミリーは国際交流に理解のある経験豊富な家庭にお願いしており、留学生の居場所を物心両面において確保しています。

 

昨年度の経験も踏まえて、準備段階でより研修内容をブラッシュアップしていきます。
「英語のザベリオ」と呼ばれるに相応しいメニューを提供しますので、どうぞご期待ください。