会津若松ザベリオ学園 -学ぶ力は、生き抜く力だ。

７月１２日、夏の全国高校野球の福島県大会にザベリオ学園が初出場を果たし、あいづ球場で川俣高校と１回戦を戦いました。野球部員の活躍を後押しすべく、全校生徒および高校の全教員で応援団を結成し、応援に駆けつけました。

応援側もメガホンにタオル、うちわと完全武装で臨みました。ザベリオ高校全生徒に教員、野球部関係のご父兄を含めると総勢７００人あまりに及びます。１塁側スタンドはザベリオの生徒で埋め尽くされました。

いよいよ試合開始です。 野球部員もスタンドからの大声援に押されて、皆はつらつとプレーしていました。鋭い当たりや守備でのファインプレーも続々と飛び出しました。

ザベリオ学園には応援団がなく、有志が音頭をとって応援を行いましたが、直前の体育祭の経験もあってか、マナーを守りながらうまく応援を盛り上げることができました。最後の７回裏の攻撃では全員で校歌を斉唱し、チャンスを迎えると生徒たちの声援が会津の山々にこだまする程となりました。

試合は１－１１で惜しくも初陣を飾ることはできませんでしたが、最後まであきらめずに全力でプレーしました。試合後には互いの健闘をたたえて、川俣高校とエールの交換をする心あたたまる一幕もありました。大舞台での経験をバネにして、今後も練習を重ね、よい結果に結びつけたいと思います。